文化という怪談

ようそろ~お越しくださいました。

7月15日は146名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがと-です。

さて人形。別に夜に笑うことはありませんでした。ただ不気味なことは確かです。首しかないわけですから。昔の人は人形相手にお裁縫の練習したと聞いてもいまいちぴーんときません。で夜が明けてAM9時に不寝番から解放され寝たのですが金縛りにあいました。実は黒野金縛りにかんしてはウェルカムなんです。だって普通の生活じゃ体験できないことじゃないですか。金縛りの時はついつい愉快になってしまいます。この時も「やった!!金縛り!!」と思い金縛りを楽しむつもりでいたのですが、ふとオープニングザキーの最後の並びを思い起こしました。これまさ~に最悪なパターンなんじゃないか?と。しかし金縛りですので普段経験できないことを楽しみました。ちなみに何分金縛りだったか?は解りませんが金縛りが解けたとき、14:01でした。体感で30分くらいですね。起きて早速古美術商に電話しました。別に金縛りが起きました!!という連絡ではなくて、これ持ち主に何かしらアクシデントを与えている人形の首なんじゃないんですか?と。

「いやぁ。皆さん買った後に交通事故とか病気とかになってますけどねぇ。」

そんなレベルじゃないだろうと内心思いましたが黒野は、解りましたよと言って電話を切りました。

すごーく疑問なのはこの人形胴体どこいったんだろう?とか何目的の人形なんだろう?と。

そこで黒野は個人タクシーさんに電話して「伝統芸能情報館に明日行きたいので迎えに来てください。」と。

ちなみにこの個人タクシーの方めちゃある女性ボーカルファンで、乗車席にモニターがあるファンクラブでしかもらえない映像を流してたりしてます。別に嫌いではないし、いつもどれ位速う時間で目的地にたどり着けるか?をやってましたのでタクシー代金も安い!ちなみにコンサートの時はタクシーはデコ車になるという徹底ぶり!何故?伝統芸能情報館なのか?それはそこに人形に詳しい方がいるとと電話で調べました~今みたいにネットが全てではない時代。タウンページは今の厚さより厚かったです。もちろんちゃんと予約して人形の首だけあずかってるんですがこれが

「なんの人形なのかわかりますか?」

と電話アポし見れば大体わかりますという心強いお言葉を頂きまして伝統芸能情報館に行くことになったわけです。受付で要件を言うと応接室のような会議室のような中途半端な部屋に通されすぐに係の方が。電話で応対してくれた方でしたので人形の首を箱から出しました。すると即答でしたね。

「これは江戸時代作のものでしょうね。そして人形劇とかに関係ないものです。人形劇では、身分がありましてこれはたぶん未婚の女性だとおもいますよ。表情が人形劇の人形から見れば初々しいので娘さんといったところです。」

何目的の為に作られるんでしょうか?

「色々ありますよ。それこそ庄屋の娘さんが無くなったので人形作るところに娘さんそっくりの人形を作らすとかそういう時代ですから。」

僕は違うんですが持ち主がアクシデントに見舞われるという怪談付きなんですが?

「よくこういう古い人形を持つなれ見ると怪談が付きまとますし、ご供養する方もいますから。考えてみてください。例えばお子さんが本当に幼くして亡くなったそしてお子さんそっくりにつくるなり、お子さんの代わりに話しかけた人形を粗大ゴミで処分するということはまずないでしょ?そういう意味でご供養なれそれこそ怪談が付きまといます。うちにも夜動いたという人形とか保管してますが何も起きませんね。」

ごもっとも。と思いました。そしてもしこの人形胴体あればどれ位の大きさになるか?と聞くと

「1メートルは超えますね。」

1メートル超え!!と思いました。そして係の方は人形を手に取って髪の毛が外せないか?とか色々調べこれが江戸時代の作品で結婚してない年代の女性の人形で作った土地は関東というところまで解りました。またもしこの人形が胴体があり着物を着ていれば今の金額で50万はするということも。ちなみに人形。着せ替えが可能だと。

こうして2日目が過ぎわかったことは江戸時代の関東で作られたということでした。御値段も高い。

で、タクシー運転手に終わったから迎えに来て~と電話したら・・

「もらい事故にあって今警察待ちなんです。仲間の黒魔向かわせます。」

え?けがは?

「大丈夫です。けど車で走れる状態じゃないんで。」

これ人形の首のせいだぁあああああ!としたい方もいるでしょう。しかしそんな都合の良いことはないでしょう。

そういう日本の文化何でも怪談にするのがよろしくないと思います。

3日目黒野は古美術商の方に呼ばれそこで重大なことを知り、これは黒野の対応では無理だろ痛感しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。