どの流派もそうだと思うんですが、最初の修行で身体と呼吸に関する修行が多いと思います。そしてここで挫折する方が多いと思います。理由は退屈だから、思ってたのと違うetc。
自律神経訓練法で身体をコントロールする。これ書いちゃうと実に簡単ですが、頭皮や顔の筋肉をほぐすのってすごい難しいことで、老舗IOSの秋端さんも難しいことと述べていました本で。顔面は人格の鎧というくらい強固になっています。呼吸に関しては楽なんでしょう。普段してることなんでそれを深くゆっくりにするだけです。が自律神経訓練法は難しいです。WEバトラの魔法修行では「くつろぐ」という和訳がされていますが、リラクゼーションを創薬しただけで会って真の意味でくつろぐのは3か月くらいかかるはずです。毎日30分やって。人によっては9か月かかる方もいます。
ささやかですが自分の意志でリラクゼーションできるまたは不動ができる人は、身体を少しだけコントロールできるわけなのでしっかりとした修行をし続けることで道が開けると思います。
何故、西洋魔術にこういう身体に関係する訓練があるの?です。クロウリーも神秘主義と魔術でラジャヨガを紹介し、IOTが採用して混沌の騎士団も採用しているわけですが18世紀まえの魔術師なんか誰一人リラクゼーションや不動なんでやってないし、彼らの訓練の大半は祈りだったり、断食だったりして魔術意識を最大限に使うことにフォーカスポイントをあてています。それが18世紀前の魔術師の訓練ですし、みんなで集って行うものではなく一人でひっそりとやるものでした。
混沌の騎士団の団員さんは増加傾向にあると前書きましたが、不動が最初の難関になり、次は思考の停止というものになります。まあ後は物体集中とか視覚化です。視覚化に関しては、どの体系でも躓く要因となっています。
理由はしたことがないから。それだけで今まで生きてきた時間、視覚化をやってや人というのは、著名な絵師さんか?CG関係とか映像に関して日常でも行っている人だけだと思います。
どんな魔術体系の修行にしても必ずや躓きはあると思い皆さん魔術の道を楽しんでください。
と個人的に昨日上げたYouTubeが黒野らしい企画だなぁと思いました。ここにも貼っておきますのでアンチの皆さん(黒野はファンだとおもってます。アンチの方も)も見てくださいな。