お岩さんその6

ようそろ~お越しくださいました。

9月10日は57名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

東海道四谷怪談の映画の小道具の櫛と台本を買った新しい持ち主さんは、古美術商から持って帰り5日で返しにきたと。

まずその方は持って帰った次の日お子さんが交通事故にあったと。そのお子さんは会社で働いている中間管理職。車通勤中、突然着物を着た女性で顔が腫れ上がったお岩さんが助手席に座っていたので驚いて壁に激突。救急車で運ばれたそうです。この方お岩さんの小道具が家にあることは知らなかったそうです。そして事故を起こした同日、飼い犬が亡くなったそうです。この時点で持ち主の方はお岩さんの祟り等と考えてはおらず、お子さんの事故と飼い犬の逝去に憔悴していたそうです。そしてその晩お子さんの病院の帰り寝ていると大きな音がして目を覚ましたら、お岩さんが立っていたと。驚いて枕を投げ奥さんを起こすと奥さんもお岩さんを見たと。枕を投げても消えることなく奥さんと持ち主さんは震えあがってたそうです。だいたい5分くらいしてお岩さんは消えたそうです。そして小道具の櫛を見に行くと、置いてある場所に櫛も台本もなかった。どこだと夜中に探していると奥さんが何を探してるの?と。そこで持ち主さんは櫛と台本といったそうです。2人で探していると仏壇のところに櫛と台本がおいてあったそうです。

次の日奥さんがお子さんの病院に行くために電車に乗ろうと。駅の階段でこけて骨折。2日間続いた偶発的な事故を持ち主さんは櫛とお岩さんの祟りだと。3日目にはお子さんのお嫁さん義理の娘さんが自転車で事故。救急車に搬送されたそうです。この時点で持ち主さんはお岩さんの祟りだと信じて古美術商の方に返すと決めアクシデントが続く中5日目憔悴しきって渡し事情を説明し最後にお岩さんの祟り本当だからお祓いしたほうが良いといったそうです。ちなみに古美術商がお祓い等するわけないのですが。

この櫛と台本、最後の持ち主は中国の観光客の方だそうです。そしてもちろん中国の方がお岩さん等知らないだろうと。しかし後に国際郵便でこの櫛と台本が戻ってきたそうです。古美術商の方は送金したそうです。

この櫛と台本他の古美術商に売ったそうですが、その他の古美術商でも不思議な話が購入者に起きて神社にもっていってお祓いしその神社に置いてきたそうです。

黒野はこの話をお岩さんの祟りというより、お岩さんの台本がなければ起きないだろうと思いました。仮に櫛だけでも何かが起きていたならばそれは人々の想いが作り出した何かだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。