担架下その8

ようそろ~お越しくださいました。

9月18日は57名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

さてTさんから手紙がまた届きました。その内容はある意味危険な内容でした。

まずTさんは女性の霊に「出るなら休みの日にしてくれ」といってたわけですが、女性の霊は日曜に午前1時に出るようになったとのことでした。

Tさんの手紙には休みの日に女性の霊が出るようになり、怖いが話しかけたそうです。ただ何を話しかけたのか?は書いておらずまた何故Tさんのとこに現れるのか?も書いてませんでしたが危険なことをし始めたことが書いてありました。

女性の霊の心境を理解するためにネクタイをかなりきつく締めたと。しかも首に直接ネクタイを締めていると。

黒野は返信を書き女性の霊の心境を理解するためにネクタイを強く締めることは絶対にやめたほうがいい。と書きました。

時に混沌魔術師の死の姿勢、その魔術師の意志力が強く死の姿勢をキープし続けようとすると、倒れ痙攣し顔は青ざめます。これは素潜りの方に起きる低酸素状態であって自分で呼吸することもいうまくいかないことがあります。痙攣も激しく何故このようなことが起きるかは脳に酸素が行ってないからです。

ネクタイを首に直で強く締めるは脳に酸素も血流も遮断してしまう可能性があり、死の姿勢どころじゃないクリティカルなダメージを脳に与える可能性が高いです。これを説明しとにかくネクタイをきつく締めることは辞めるべきだと書きました。

それから全くTさんから手紙の返信は来ませんでした。5カ月くらいして知らない住所だけどTさんと同じ苗字の方から手紙が来ていました。Tさん結婚なさったのかな?と思い手紙を読むと悲惨なことが書かれていました。

手紙を書いてくださったのはTさんのお母さんでした。お母さんは黒野とTさんの手紙のやり取りを読んで、手紙を書こうと思ってたそうですが遅くなったことこと等を書いてあり、本題はTさんがアパートでわざと縊死に失敗するような形で首を吊り、出社してないのでその日部長さん達がTさんのアパートでTさんを発見し119通報。意識不明の状態。そして意識が戻ったら言葉が喋れないまた認知症のような健忘症が後遺症として残り今は実家にいます。と。また右半身も麻痺。

ただ毎週日曜深夜になるとかならず起きていて何かと喋ろうとしている。ともかいてありました。Tさんは日にちや曜日等わかってないそうですが不思議なことに日曜祝日の深夜に必ず起きていると。そして黒野との文通からそれが女性の霊なのじゃないか?とお母さんは考えお寺で拝んでもらったそうですが効果はない。とのことでした。

Tさんは女性の霊の何を理解しようとしたのだろうか?と思いご実家の電話番号が書いてありましたので電話するとお母さんが出て、色々話して下さいました。そしてTさんに話しかけてくださいと言われ多分電話をTさんの耳元につけたのだとおもいます。黒野はかける言葉が見つからずただただ、Tさんの名前や黒野の近況をお話ししました。

また電話下さいね。とお母さんに言われたので、1カ月1回電話をしましたがある日訃報が届きました。

お葬式に行きました。お母さん、お父さんにお会いしてTさんが縊死したことを知りました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。