電波な?

何県どことはいいません。(おじさんの呪いかなな~1回書き上げたブログが消えました)

黒野が車で人がまずこない場所を走行していると、家がぽつんと。そして家の至るとこにベニヤ板で

「侵略を許すな!」

「地球は滅ぶ!!」

「宇宙人が戦争を開始する!!」

沢山しかも、ほんと絶対人来ないだろうというとこにです。車庫にキャデラックとバンが止まっておりそこそもここに家建てちゃいけなんじゃないか?と思いました。

翌日黒野は気になって車を運転してもらいベニヤ板の家に向かいますと、60歳くらいのおじさんとおばさんが外で新たなるベニヤ板を設置していました。

「1999年地球は滅ぶのを私達は止めています!!!」

今2001年・・と思いながらおじさんとおばさんに

「こんにちは~」

と声をかけていくと、おじさんが

「お前はエリア51から来た奴らの仲間か?」

エリア51・・・・・陰謀とは陰謀に加担できない者が陰謀というのですが、エリア51で何をしてても別に関係ないと思います。

「いえ。東京から来ました~」

と黒野が言うと

「東京は無事だったか!それはいいことだ。さあさあ入りなさい。」

と家に招待していただけたんですが、なんでこの手の方々は・・と思うある共通な点を見た時うわぁ~と思いました。

玄関開けたらアルミホィールが1面壁も天井も床も。そしてさしだされたスリッパの底もアルミ・・。

勇気を出して

「あのアルミホィールよりアルミ板のほうが強度は強いのでお勧めします。」というと

おばさんが

「お兄さん。だめなのよ。アルミは2日に1回張り替えないとバリアー効果が無くなっちゃうのよ!」

うわ・・・アルミホィール出してる会社から表彰式されてもいいくらいアルミホィール消費してるこれ・・。

で12畳くらいですかねぇ。リビングに通されたんですが、THEアルミホィールと、勝手に切ってきたんだろこれ!と思う木の板がテーブル変わりで足もその辺の樹の幹だろという味わいがあるテーブルです。

早く帰りたいぞこれは・・と思いながらもお茶がだされ、いきなり。

「1999年地球は滅ぶけど、俺は洞窟で瞑想してそれを防いでるんだ。」

うん。2001年だけど。まあいいや。

「どうして滅ぶか?それは宇宙人が攻めてくるからなんだ!!」

うん・・1999年も2000年も宇宙人来てない・・。

専門的な話がここで。

「俺はゴーザル体で宇宙にある平和の組織にコンタクトしたので瞑想で世界を救うんだ!」

エーテル、アストラル、メンタル、ゴザール・・・神智学だこれは。ブラバッキー信望者なのかなぁと思い話を聞いているとどうもこのご夫妻、神の声に導かれここに勝手に家を建てて住んでいる。しかも・・このご夫妻、若い頃廃品回収で儲けおり、その貯蓄でもう仕事しなくていい身分だと。で!

「瞑想で世界を救っている。オゾン層の破壊も瞑想で防いでるんだ。」

もういろんな意味で最終防衛線ここだろ!みたいな感じでしたが!

「お兄さんは黒魔術と白魔術を使える魔法使いなんだね!」

なんと!この世界に白と黒という2つの色しかないならそういうことになるんでしょうね。と言うと、

「正しい回答だ。いいものをあげよう。待ってなさい。」

3分して戻ってきたおじさんの手には60cmはある水晶柱が。重そうだこれは。

「瞑想してたとき、神様の声を聴いて底を掘ったらこの水晶が出てきた。そして来るべき日に魔法使いが来るからこの水晶を渡せと言われたんだ。さあ行け!魔法使い!」

ゲームの主人公を冒険に出発させる系のセリフじゃんこれ・・そしてそんな重たい水晶いらない・・・と思いつつも

「実は、この先に使えない公衆電話があり、そこに夜、怨霊がくるので、魔法使いよ!倒すんだ!」

そんな公衆電話あったのか?と思い興味あったので場所まで連れて行ってもらいまいした車で。するとまじで・・・電話ボックスと緑の電話が。多分おじさんが盗んできたんだとしか思えないのですが、2つ気になる点が

1つは、外から見たら内側に古びた血痕らしき跡が。もう1つは、緑の電話の上に燃えかけたタウンページが。

その夜とりあえず、この怪しい公衆電話ボックスに来ようと思いました。

欲しいものリスト

続きはまた明日。

シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!