大地に何を対応させるか?

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ロウソク、水、インセンスときたら魔術的に考えて大地に対応する何か?を考えるべきなのでしょう。塩が大地に対応するという考えがありますが、塩も宗教性を強く持つものだとおもいます。

ひと昔前ですと、マース(沖縄方言で塩)が小さい袋に入っておりそれが御守りになるという商売がありました魔除けみたいな感じですね。また日本の仏式の葬儀では会葬者の方が家に帰ると塩を肩などに撒いてもらうお清めという行為があります。キリスト教自体に塩をどうこうする行為はなく、ユダヤ教では神との契約云々に塩の契約があったという記述がありますが、塩を撒くこと自体はないと思いますし、ヒンズー教で塩を撒くことはないようです。

古代エジプトでミイラを作る過程で塩が使われていました。塩漬けにしたら保存がという意味ではないのですが、古代エジプトにおいて塩は使用されて魔除けとかそもそもそういう概念はないと思います。

ちなみに魔術でケーキ(パン)も大地に対応すると思いますがそれは何かしらのミサで行われ使用されると思います。セレマ宗の方は法の書というバイブルがありケーキについて書かれています。

塩が魔を払うという考えは日本や中国だけではないかとおもいます。そもそもです。例えばその辺の心霊スポットに許可を得て入ったとしましょう。そして出てきたら具合が悪い、そこで塩を撒いたら収まった。あるある話だとおもいますが、そんな弱い存在なんですかね?ナメクジ以下かそれ同等の存在ということになりますよね。塩で魔物を払えるという原理をはっきりと説明しているのは神道っくらいではないでしょうか?多分「これお清めの塩だから!」といって砂糖をまいても同じ効果は得れると思いますよ・・・

また現代社会の塩の種類の多さときたらです。沢山あってどの塩がおいしいの?となるくらい塩って種類ありますよね?じゃあそれこそ心霊スポット行くときはどの塩が一番効果あるの?となります。

そういえば魔女宗のグッズにバスソルトがあります。その塩を撒いたとして心霊スポットに行ったと効果はあるように思えます。

今もあるか知りませんが、渋谷区に塩とタバコの博物館というものがあり、夏休みになると、どこかでとれた岩塩持って帰れたり。まあ時間をつぶすには良い建物でした。塩の製造法なども書かれておりためになりました。そこで盛り塩は中国にもありますよ~というコーナーを見たことがあります。

塩について何か書くとしたら新刊では魔術的利用法しか書かないと思います。

シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!