準備が出来たら?

ようそろ~お越しくださいました。

6月28日は186名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださしました。

ありがとーありがとーです。

クラシカルな西洋魔術のエクササイズで多くは実用的かもしれません。しかしそれと同様に多くのものが不要だと思います。

ピーターキャロルにお勧めの図書がありますか?とカレッジにいた時聞きました。勿論キャロルの8冊の本が進められましたが他にスペアの本、ケネスグランドの本、メーザースの本と言われました。ここにダイアン・フォーチュンや、ノーウィッキという名前は出てきませんでした。勿論キャロルは読んでいるはずですがお勧めはされませんでした。そしてクロウリーも勧められましたが「良いアイデアがあるが悪いアイデアもある。」と述べておりそれは黒野も同感です。少なくとも悪いアイデアは本当にクロウリーの悪いアイデアだと思いますし、そもそも1970年イギリスはウィッチとクロウリー崇拝者が多くキャロルはそれらの代わりになるものとして混沌魔術を考案しています。

さてPressKaos5!もそろそろ本腰を入れていきたいと思います。7月下旬から頑張ります。

魔術師になる動機って色々あると思いますし、それを統一することは望ましくないと黒野は考えています。黒野はバトラーの本角川文庫~全部持って10回以上は読みましたが、バトラーのいうことは今でいうスピリチュアル思想だと思っています。まずこれ

準備が出来たら師が迎えに来る。

正直、そういうのって19世紀~20世紀初頭はそうだったんでしょうね。というかそれを信じたい方が多かったんだと思います。しかし準備が出来たら?この準備ってどこまでをいうのでしょうか?個人差があると思います。そして黒野はそもそもマハトマ思想の支持者ではないので、人類、アッシャー界を超えた次元に存在するシークレットチーフを信じていないので。迎えに来るはないと思っていますし、受動的な姿勢は時に大切ですが、貴方の精神、貴方の意識を受動的にして何か良いことがあるのか?と考えてみてください。黒野はそれが良い影響をもたらすとは思えません。

準備ができようが出来なかろうがチャンスがあれば自分で見つければいいことです。またキャロルに指摘されました。

「18世紀前の魔術師は皆一人でエクササイズしていた。一人で学んでいた。」

まあこのエクササイズや学びが主に喚起魔術に焦点を置かれているのでしょう。しかし18世紀以前の魔術師に師匠なんていません。なので準備が出来たら云々は今でいうスピリチュアル運動だと黒野は思います。

勿論それをやめたほうがいいとかは思いません。貴方の人生ですから貴方が決める権利があります。

またこれは近年言われてますが、白魔術と黒魔術という考えは人種差別に近い言葉として考えられ今喜んで使うのは日本人だけです。そもそも混沌魔術自体両方学ぶわけです。白人と黒人といっているのうなものです、黒魔術と白魔術という考え方は。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。