噛む砕く老女

ようそろ~お越しくださいました。8月12日は104名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

女将が

「電話越しでもなんですから。もしお客様のお休み時間に差し支えなければ、お会いしてお話します。」

と。じゃあといって3人でフロントで話を聞きました。

この旅館本当に老舗で歴史あるところです。また多くの著名な方もご宿泊しています。女将曰くある著名な方も同じ体験をして心霊番組で旅館とだけいって後は再現ドラマが放映されたとか。

何故3人の老婆なのか?それは明治時代この旅館のある場所でマラリアが流行したとのこと。その時、感染した老女を山に置き去りにしたと。ただ途中で治るかもしれないという淡い期待を込めて老女に米と水を持たせたと。3人の老女はこの旅館で女将や従業員としてはたらいてたそうです。

もっともこの老女だけマラリアになったわけではなく多くの方が命を落としたそうです。置き去りで・・・。

女将はあの部屋だけに老女が出るわけではなく、また出ないときは全くでないし何が理由で出てくるのかもわからずお祓いをしたそうです。目撃した方がみな口をそろえ米をじゃりじゃりと食べてたというそうです。そこでふと?

本当に生米をある程度口に入れてそんな音がするのか?と思い女将にお願いします。

「生米ください。」

女将は不思議そうな顔をして従業員を呼び生米をビニール袋にいれてもってこさせました。

黒野はだいたいカレーのスプーン2杯分くらい口に入れて生米を噛みましたが硬くて粉砕できないしかみ砕けても

じゃりという音はしません。硬いもの噛んだ音くらいです。

女将と2名にこんな音か?と聞くと全然違うと。じゃりじゃり音だと2名は言い張りました。

話も聞いたし部屋移っても出るかもしれないという話ですので、黒野は気休め程度の事をしました。

翌朝3日目チェックアウトすると女将ま宿泊費はいらないと。飲食費だけいただきますとなり飲食代金だけ払いチェックアウトしました。

なんで生米をかみ砕く音がじゃりじゃりなのか?という謎は解けないままです。

ちなみに今でも老舗の旅館はあります。またいつの日か訪れてみようと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。