動く位牌

ようそろ~お越しくださいました。

8月22日は94名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

さて、お通夜開始で黒野司会。まずマイクって、最低2本使います。お坊さんのところに1本、司会で1本。必ず音声テストして電源を切り、本当に電源OFFかを確認し、お通夜始まる10分前にお坊さん用のマイクをON。この時も軽くマイクをノックして音が出てるか?を確認します。

司会はほぼほぼテンプレートなので楽です。マイクONにしてテンプレ通りに進めていきます。お通夜で司会が話すこと告別式より少ないです。

新人がじーっと祭壇を見て驚いてるというかなんというか。

なに?と思い祭壇をみてると位牌だけが前後に動いているのと後祭壇のろうそくの燃え方が右の方だけ早い。まあエアコンのせいでろうそくが均等にいかないことは多々ありますが位牌が前後に動くことはちょっとあり得ないことです。しかもカタカタいって動いてるのでいつ倒れてもおかしくない。弔電等乗せてる台のすぐ近くなので遅れて届いた弔電を、普段はしないのですが弔電の台に置きその時、位牌を定位置へ戻しました。

そして親族の方に焼香を案内してそれが終わると会葬者に焼香なのですが、親族の方の焼香の最中に右のろうそくだけ燃え尽きたので交換とかせずそのまま続けました。

お通夜が終わりご遺族の方に明日の説明をしているときに親族の方が

「お祖母ちゃん霊能力があるといってて、死んだら必ず霊として出てくるといってたので位牌が動いてるときにお祖母ちゃんだと思いました。葬儀屋さんお祖母ちゃん火で焼かれたくないってよく言ってたんで明日何かあると思います。」

こういうのリアクションがとても困ります。

はぁそうですか。といえば失礼ですし、解りましたといえばなんか変です。なので黒野は

「備えておきますね。」

といって会場に戻り、まず位牌。両面テープで止めました。あと転倒したら面倒だと思う遺影も両面テープで固定。お供えのリンゴも下の部分は両面テープで固定しセロテープで巻きました。六灯とか雪洞も転倒したら一大事になるので両面テープで固定しました。そして最後祭壇を揺らして落ちてこないことを確認。さらに祭壇自体転倒しないように足を紐で全部縛りました。新人と念には念を入れてチェックし何があっても転倒しないだろうと思い本社に終わり時刻を述べました。ちなみに夕飯は仕出し弁当が付いてくるのでそれ食べてる時間も残業手当つくのですがたらたらと1時間たべるわけもいかず普通に食べて残業報告しました。そして喪主の方にご挨拶しに行ってもう1回祭壇を見にいくと、電源タップ落とした?という現象、電球全部消えてるが。

新人に

「電源を落とす必要ないから。」

というと落としてませんと。

タップを見るとOFFになってない=落としてない。6灯2対で12の電球、雪洞2対で2の電球。

予備電球あることは荷物をトラックに積んでるとき確認してたので取り替えました。両面テープで固定してたので電球を交換するのに脚立越しの作業でした。

全部点灯を確認して帰宅です。

告別式の時さらなる不思議なことが起きました。続きはまた明日。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております