続く続く

ようそろ~お越しくださいました。

8月15日は115名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

お通夜の時間になると、S1先輩がてきぱきと働いてくれるんだろうと思ったら、そうでもない。まあ自宅葬ってやることが会場や葬祭場と違い少ないんです。ご自宅までの道しるべは看板や稀に葬儀社の人間が行灯をもって立ってますが、立たなくて良い場合、ほとんどすることがないんです。

家の中に入り何かしらの業務はしてるんだろうな~と思い黒野が行くと焼香のところからじーっと庭の石を見ている。ときおり仕事するそんな感じです。黒野は外で仕事しています。通夜終わる30分前、S1先輩が慌てて外に出てきて

「黒野!!」

と。いって手招きしてます。なんだろう?と思ったら喪主の方が倒れて苦しんでらっしゃる。葬儀社の方は119通報しました。喪主の方が倒れたと同時にくじら幕のために建てたポール2本が何故か外れ転倒したと。このポールって突っ張り棒と同じ原理で床と天井とかに設置してまず外れません。何故か?その後くじら幕を張り、紐を通してしわなく張りますので紐を縛る時点で相当力を加えます。で最後に念のためにポールがちゃんと機能してるか手でチェックしてポールの強度が弱いとさらに天井にポールを伸ばしてロックします。そうそう倒れないものなのですがポール2本転倒で1本は葬儀祭壇の化足に当たり祭壇1部の並びが大変なことに。親族の方々にポールが直撃しなくてよかったと思いましたが、とにかくポール2本を再度立ててくじら幕を張り祭壇の並びを整えて、救急車が付くまでお通夜中止です。

喪主の方に親族の方が声をかけてますが呻いてるだけです。

救急車が到着して搬送され、親族の方が喪主の方に付き添いました。残った親族の方と会葬者だけでお通夜が進み19時に終わるはずが18:40に(早く終わらしてもらった)終わりとしました。

とりあえず散々なことになってしまったと思い撤収しました。

翌日告別式です。が喪主の方がお亡くなりに。心筋梗塞だったそうです。

S1先輩は

「黒野明日明後日も同じ現場だけ大丈夫?」

と。別に問題はないわけです。そもそも忙しい時ほぼ1社に派遣されるときもあります。何故大丈夫と聞いたのかわかりませんでした。

喪主の方に代わり急遽、喪主の弟さんが喪主の代わりに。

出棺した後、祭壇を撤収し初七日法要の準備です。

S1先輩は庭の石を見ながらぼそりと

「続くんだよ。あのせいで」

もうそういう突発的なことはないだろうと思いつつも、元喪主さんの納官をして、黒野は不思議なこともあるんだな。

さらに続くのですが続きはまた明日。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。