招き猫の怪その1

ようそろ~お越しくださいました。

8月30日は230名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

アマゾン欲しいものリスト 届きましたありがとうございます!写真は後日。

さて招き猫ですが諸説ありますよね。黒野は今戸説の丸〆猫、豪徳寺の招き猫等色々調べましたが、いずれにしても猫が良いことをしたので招き猫になったのだろうというざっくりした見方にしています。猫が夢に現れて~にしろなんにしろ猫が人間にかかわりそれがもとになり招き猫が完成したわけです。丸〆猫は招き猫みたいにまんまるとしているものではなく、今戸焼で作られた猫です。商売繫盛で飾っているのは下町くらいかな?と思います。昨今はカラフルな招き猫もあるようですが、基本白い猫が有名です。なんか京都にめちゃ大人気の招き猫を売ってるところがあるそうで。

インスタグラムに紹介した猫は招き猫を飾ったら売り上げがものすごい伸びた。という不思議な招き猫です。飾ったら商売繫盛をもたらす招き猫すごくないですか?この招き猫=商売繫盛はよくある典型的な招き猫だと思います。

時に七福神の大黒神が商売繫盛を招くものとして飾られていいますが、渓嵐拾葉集を見ると大黒天神は他から盗んで飾るほうがご利益があると書かれており、実際盗んだかは不明ですが作者光宗時代、大黒天を盗むお坊さんがいたのも確かです。しかしながら招き猫は江戸時代発祥が多く、光宗が生きていた時代招き猫の置物はなかったようです。

黒野がみた変わった招き猫は両手が招き状態の招き猫で煤けていました。この煤けは火事によるもので、持ち主は戦時中この両手招き猫をもって逃げたらしいですが、戦火に飲まれ亡くなったそうです。そして招き猫だけ残ったというのですが戦火を逃れた招き猫ならもっと煤けているんじゃないかな?とおもいました。しかし招き猫のお値段80万。売る気がないプライスだと思いましたが、この招き猫を売っている古美術商曰く、

「1万円で販売しても何故か戻ってくる。」

返金はしているそうですが、返品率100パーセント。黒野はさすがに預かることはしませでしたが、この両手招き状態の招き猫を1回買って返品した方のお話しを聞いたことがあります。

その話はとても不思議でした。

続きはまた明日。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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