移動する影

8月23日は77名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

告別式、黒野は司会をしているとワイヤレスマイクがブツブツと音が途絶えることが始まりました。ずーっとマイクをONにしてるわけではないのでOFFにしたとき電池を入れ替えました。ちなみに司会常に会場内にいるわけではなく、当然新人のフォローをしたり色々しています。

新人は現場到着時から具合でも悪いの?という顔色をしており大丈夫?と聞くと大丈夫ですと答え仕事をしていました。

親族の方に焼香をしていただき次に会葬者に焼香案内を。その時ふと、葬儀祭壇を見るとなんかの影が入り込んでいることに気が付きました。しかも5段白木祭壇というよくある仏式の葬儀の祭壇なのですがお坊さんの影とか映り込まないようになっています。そもそも火葬場の部屋ですから照明も配慮されていますし、それに日光は絶対入り込みません。

なんの影なんだ?と思いながらよくよくみてると影が移動しています。もし仮に会葬者の方が影になってるのであれば、焼香終えたらそこから去るので消えますが祭壇の真ん中から右に動いていました。ご遺族の方も気が付いているくらい濃い影です。ちなみにだいたい向かって右が喪主の方や近親者、向かって左が親戚の方や葬儀委員長なのですが影は喪主が座っている方向に移動していますゆっくり。喪主の方は息子さんといっても結婚もしていてお子さんもいて、50代後半です。影が動いて右側の喪主の方に席に移動して消えたかな?と思うと突然喪主の奥さんが椅子から前に倒れてしまいました。意識はあるのですが、混乱しておりお子さんと、新人と一緒に火葬場の部屋に戻って休んでいただくということにして、新人に指示し行かせました。

実はよくあることといえばよくあることで介護疲れや葬儀の緊張感特に夏場に和装で葬儀の時等気分が悪くなってしまうことがあります。

しかし今度は喪主の妹夫妻が気分が悪くなったようで座ってもいられない。とのことで新人に案内を任せて黒野が自らご夫妻を休める場所に移動しました。ちなみに火葬場に泊まるときは布団レンタル会社が来ますが、布団は撤収されていますので畳の上に横たわっていただきました。

葬儀ー告別式は1時間で終わります。そして火葬場でも霊柩車に棺を乗せ火葬します。焼香は告別式のときは少し早めに始めます。弔辞の読み上げは喪主の方にお読みすべき弔辞を5通くらい選んでいただきそれを読むとか、喪主の方のご挨拶もし葬儀委員長がいたら委員長の挨拶をしなければならないし定時に必ず出棺しなければなりません。さらに最後お別れの時には親族の方が花をご遺体を飾っていただくので、この花を祭壇脇に飾ってある菊の花を取って準備できたら式場に入っていただく等があり結構早く行います。また棺に入れるもの等もあり、黒野が働いてる時代、鉄製は入れない。と教育されてました。理由は骨に色が付くからとか骨がくっつくから等言われてましたが腕時計とか棺に入れて火葬していい葬儀社も多く実際理由は不明です。

この後もさらに不思議なことが起きます。続きはまた明日。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております