配送業者の怪談

ようそろ~お越しくださいました。

7月21日は238名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとです。

NEMESISを発行してた頃って、郵便局から送ってたんですが、たまにある運送会社さんに頼んでました。N-12号(1-12、2-12、3-12、4-12)1年1回発行なんですが、多くの方に読んでいただきました。故村崎百郎さん、故青山正明さんも読んでいるのですが4-12を。

この時郵人局からではなく、大手運送会社さんに頼みました。何故か?

伝票を書く手間。これが大変です。なので送り主の方だけ大手運送会社さんに伝えると1000枚くらい印刷されたものが届きます。宛名だけ書くので楽です。でせっかくだから伝票を使い切ろう~となり何かにつけて大手運送会社さんに集荷依頼を出しました。すると地域担当の方が決まってるので仲良くなっていきます。すごい親切な方でした。そしてある昼下がり集荷頼んでないのにチャイム。何か届いたのかな?と思い応じると

「関係ないけど、助けて!」

えええ?と思いますよね。応じると顔色が悪い。

「救急車呼びますか?」

というと会社に知られたら首になるといってますのでじゃあ

「具合悪いなら僕に何が出来ますか?」と

するとそのドライバーさんが、ちょっと来てほしいと。とにかくついていきますといってトラックの乗車口まで行くとドライバーさんが

「乗ってみて。」

いや~いいの?それこそクビになるんじゃないの?と思いトラックの助手席に乗りました。別に何もない。

ドライバーさんが重い口を開きました。

集荷とか配送とかはそれを用意する力仕事の方々が配送センターにはいるそうですがドライバーさんが最後トラックに載せるそうです。しかし集荷なれ配送の置き場を管理する力仕事の方もいるらしく、ドライバーさん1名でなんでもというわけじゃない。そして事故が結構起きているとのことです。荷物の積み方が悪く荷物が倒れて下敷きになるとか多いとかトラックの積み込みで事故とか多いそうです。死んだ方もいっしゃる。何故ニュースにならないか?は大手運送会社さんが口封じしてるからだそうです。

そしてこのドライバーさん仮にAさんとします。Aさんのトラック積み込みの人事会派遣のバイトのBさんが荷物転倒で押しつぶされたと。

「え?じゃあ段ボール汚れません?」

と聴いたら何も段ボールだけ運んでるわけじゃなくゴルフセット、スーツケース色々あり雪崩のような荷崩れの場合段ボールの下敷きになる。そして流血して荷物を汚した場合受け取り主にセンターの偉い人とドライバーさんが謝罪さらに商品券を出すと。またそういう荷物は段ボールを大手運送会社専用の箱に2重にして収めてお届けだそうです。

で?と聞くとドライバーさんは外から

「さっきね・・Bの声が聴こえたんだよ。はっきりと。苦しい・・って。そしてBがハンドルを握って・・」

黒野はきっとこのドライバーさんストレスによる何かだろうと思いとりあえずトラックから降りて自販で缶コーヒーを2本買いドライバーさんに渡しました。

できることは何もないのですが、そもそもBさんが本当に幽霊だとして何故Aさんだけに?と思いました。10分ほどお話してAさんは

「落ち着いたよ。ありがとうね。黒野さん。コーヒー」

そういってトラックに戻り業務再開です。

けど・・・恐ろしいことが起きたのは2日後でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。