ネクロマンシー

ようそろ~お越しくださいました。

9月24日は154名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

欧州や欧米でネクロマンシーは失われた伝統として語り継がれていたり、奥義書の中にその方法があるのですが、まずジョン・ディーが死者を呼びだしています。次にエリファス・レビがアポロニウスを呼び出そう。そして成功したと。しかし黄金の夜明けの魔術師たちは死者を呼び出すことを追求せずマクレガーメーザースが一連の奥義書翻訳の中で死者との交流に関する知識を得ていますがメーザース自身もちろん黄金の夜明けの魔術師達は死者を呼ぶことをしませんでした。クロウリーに関してはネクロマンシーを馬鹿にしています。この背景にあるのはギリシアの魔術思想なのですが、それがキリスト教の影響下でそもそもキリスト教は死者は最後の審判の日まで待機しており最後の審判の日に裁かれるわけですから死者を呼ぶということはキリスト教の中ではできない設定です。特にスピリチュアル思想が入ってきた時死者というのは多くは静寂の中平和に過ごしているといわれています。

ちなみに黒野IOT時代、ネクロマンシーの研究に没頭し多くのメンバーから良い意見と忠告がなされました。良い意見はネクロマンシーは簡単です。忠告は黒野がしようとしているネクロマンシーは安らかに寝ている人に大声で叫びたてて呼び出すので、よくない。ということです。この安らかに寝ている~はスピリチュアル思想の影響だと思います。

しかしアジア圏内でネクロマンシーは常に研究されつづけました。日本ではイタコや一部のユタが死者を呼びよせることができるようです。ただこの多くが先祖崇拝大切という枠組みから出ていないので、日本のネクロマンシーは先祖を大切な範囲でしかありえないということです。しかし同時に地縛霊だとか守護霊だとか日本には信じる方がいると思います。これもスピリチュアル思想の影響であると思います。

実際死者を印形だけで呼び出すという方法論は可能だと思いますが死者が分解されていないとか輪廻されてないときにだけ有効だと思います。じゃあ何故先祖を敬い先祖を呼び出せるのか?という土着信仰の考え方はその呼び出す人間の潜在意識の創造された思考形態であって、呼び出す人の記憶に影響していると思います。それが悪いことではないと思いますが、この原理はトゥルパの創造と全く同じです。トゥルパ=タルパが時に危険なことになるのも確かです。

明日は黒野が思うタルパを書いてみます

最後までお読みいただきありがとうございました。

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