お岩さんその1

ようそろ~お越しくださいました。

9月5日は71名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

皆さんは四谷怪談というまあお岩さんが祟るという位の認識だと思います。実際はお岩さんの旦那さんが他と子づくりし、お岩さん精神的に病んで失踪。そして旦那さんの関係者が次々に亡くなる。そこで菩提寺にお願いして供養し稲荷を勧請し祀ることで収まった。以降お岩稲荷として信仰される。なんですが、一般的には東海道四谷怪談として知られています。この東海道四谷怪談は歌舞伎であり創作だということです。これをもとにドラマや映画が作られています。毒を盛られてしまうお岩そして死後幽霊となり祟るという話です。もっと内容は複雑ですが。

かの青山正明さんも四谷の稲荷神社でモデルさんとエロスな写真を撮影し、その後カメラマンさんが事故る、その事故る前にモデルさんが、心霊経験をし、カメラマンさんの安否を青山さんが気づかい電話したが電話に出ない。なおカメラマンさんは30cmのアルミ定規で目を貫く事故にあったそうです。今冷静に思えばそれはお岩さんの祟りじゃなくてお稲荷さんの神罰なんじゃないの?と思いますが。お岩さんのお墓は別のところにあります。

お岩稲荷はいろいろご利益がるそうで。昔、黒野もお岩稲荷の霊験を信じて、砂利石1つを持って帰ってきましたが別に霊験あらたかではなかったです。

ちなみにお岩さんは良い話もあり、それはざっくり言えば、お岩さんが頑張って家を復興させる。でお岩さんが嫁いだ先に稲荷社がありお岩さんはその社を信仰してたので、あやかろうという話でお岩稲荷があるという話です。ちなみに1つ言えることは江戸時代、江戸の名物といえは喧嘩、犬のふん、稲荷。であってそれだけ稲荷を祀っているところが多かったということで別にお岩さんの嫁いだ先の伊右衛門の家に社があっても不思議ではないわけです。

あとはまあお岩さんの祟りが有名で特にお岩さんの歌舞伎なれドラマなれを作るとき関係者はお岩さん関係の神社をお参りしないといけないという風習が始まりじゃあお参りしないとどうなるか?不幸が重なるということです。これはすごく簡単にいいますと、歌舞伎上映に最低でも30名の演者+スタッフが必要ですし、ドラマ慣れ映画ならばもっと多い50名くらいが必要です。その中で何かが起きるのはある意味確率的にあり得そうです。そしてそれをこじつけるので、お参りしないといけないとなったんだと思います。偶発的なトラブル即お岩さんとしてしまう風潮があるようです。

関係ない話ですが呪怨映画版のDVD特典は初代としお君の顔が移された厄除けステッカーで、その裏に鬼王神社でお祓い済みとあります。初代としおくんが一番好きなんですがこのレベルだと思います。お岩さん歌舞伎、上映、ドラマ制作が起こす怪異現象って。

そんな怪異なら祀られる側も側ですし、昔は(江戸時代)経済効果もあったとおもいます。現にお岩さんの乗っかってできた神社もあるわけでほんとーにお岩さんの祟りがすごいならこんなことはないと思います。

しかしながら、お岩さん役がかぶる鬘を新調し古い鬘を捨てたらその鬘が戻ってきたという話や、じゃあその鬘をお祓いしてもらって捨てた。しかしまた戻ってきたそして小道具の方が不幸に合ったという話が有名ですが、黒野は故根上淳さんからも四ツ谷怪談の祟りのお話しをお伺いしたことがあります。なんで故根上淳さんと黒野が知り合いか?ですが根上淳さんと同じキャットクラブ所属だった。根上さん・葉山さんの温かいおもてなし自宅パーティーに行ったとき、怖い話といえばお岩さんの~~という話を聞いたのですが、やはり偶発的な事故が立て続けに起きたそういう風に思えました。

それから数十年して黒野は、昭和34年四谷怪談映画で使われた不思議なことが起きるというお岩の使った櫛を見ました。

古美術商の方が手に入れたお岩役が使った櫛。ちなみに昭和34年の映画の台本や手書き箇所なども入手されてました。持ち主はお岩を見たと理由で手放したそうですが。

果たして本当に恐ろしいことが起きるのでしょうか?

続きはまた明日。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。