落ちた棺

ようそろ~お越しくださいました。

8月15は124名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

「黒野冷静に対応していこう」

といわれたのが通夜開始15分ちょうどご遺族の方々の焼香が始まるくらいの時間です。だいたい10分くらいで終わり続いて会葬者の方に焼香案内になります。簡単に言うと18時から通夜だと18時15分からご遺族の焼香です。もちろん人数多い場合は焼香炉2個使用して左右振り分けるのですが、おおよそは1個です。会葬者多いと焼香炉も3個4個と増やしていきますがおおよそ2個です。

ご遺族の方が焼香中突然、ほんと驚きました。棺がばたーんと床に落ちました。足確認しましたし、そもそも人間の体重+ドライアイス4kg+棺の重さですから載せてしまえばそうそう落下、横転などしないのですが、頭側が床に落ちました。さらに、反動で脚側も落ちました。即K先輩と黒野は棺を直しに行きます。

難点があります。そもそも棺を乗せる足は小さい脚立のような形です。開閉して使用します。当然、棺落下した時この足は倒れてます。棺を持ち上げて、足を再度開いてそこに棺を乗せるのは2人じゃできません。足を2つ開いてその上に棺を乗せないと無理なので黒野はお茶屋さんー御礼品ーの係の人の声をかけて手伝ってもらいます。もう1つ難点なのが棺とお坊さんが使う祭壇の設置幅はそんなゆとりがあるわけじゃなくどちらかと言えば棺から数十センチ離して祭壇設営です。なので脚を正しく設置するには1回、棺をもって右なれ左に移動して、足を設置し、足をまたいで脚をもっている人が行かなければならないということです。当然重いので大変です。後棺の上にかぶせる布等もやり直しです。

まず、黒野が脚側、K先輩が頭側で棺をもって、先輩方向に移動。(右側)そしてお茶屋さんが脚をセット、かぶせる布をとって、棺を再度安置して、布をセットする。これだけですがめちゃ大変でした。スムーズに対応しとにかく安置しました。

で・・まずありえないのが黒野とK先輩が設置した足はロックできて設置したら畳めない等にできるのですがそのロック機構が外れて、まあロック外れても重さで持ちこたえれるのですがそれが持ちこたえなかったということです。

ちなみに通夜に出ると派遣でも社員でも仕出しのお弁当をもらえるところが多いです。このお弁当食べるのってお通夜終わってなんですが、この日K先輩は

「黒野先上がっていいよ。残業は俺と同じ分つけておくから。」

と言われましのでさっさと帰るわけです。

そして次の日もっと怖いことが起きました。

続きはまた明日

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。