ようそろ~お越しくださいました。
6月10日は119名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。
ありがとーありがとーです。
オカルト的な話で1つあるのは、黒野修験道で修行してたとき大先達、先達が「絶対、挨拶しちゃだめ。会釈で充分。寡黙行だと思って」まあ大先達と先達が言うのだから寡黙行なんだろう。と思いました。日が沈み始める前にベースに戻るんですがこの時
「考えればわかると思うけど日没で登山する人なんていないから挨拶とかしなくいいから。」
床堅めの後、くどいくらいに大先達と先達が
「夜間に山登る人いないから、絶対話しかけられても答えないで!!」
寡黙行だと思い黒野は寝ましたが、男性の太い悲鳴で目が覚めました。というか山の中で熟睡はいくら疲れてても出来ないです。
寡黙行できねーの?というより心拍数があがり事故とかにあったんじゃないか?と思いましたが先達が男性の名前呼びながら背中バンバン叩いてました。あ~我を忘れちゃってる人だと黒野は思いました。
この男性、日の出前に先達と下山です。やっぱ事故かなんかなんだろうなぁと思いました。
大先達が「絶対、夕方とか夜間に登山する人いないから、挨拶されても返さないでいいから。朝とか昼でもそもそもそんなに登山者いないから会釈で充分。」
しつこいなぁ。と思いました。先達が戻ってくるまでベースをたたんで次のベースに移動してまたベースを作るんですが、この時黒野の前にいた修行者が会釈を。エアー会釈?それとも会釈の練習?と思いお昼ご飯の時
「あの、さっき誰かにすれ違った?」
すると男性は
「黒野さん何言ってるの?いたでしょ登山客が。ご年配の。」
すると他の人も「いたよ。いた」まあ20名位ですかね。登山客がいたと。すると大先達が
「その話はもうしなくていいから。黒野さんは見てないそれでいいから。」
まあ大先達は絶対ですので、きっと黒野が見てないという落としどころにしておけばグループとして成り立つと黒野も思いました。そして先達と合流し回峰しまた夜
「絶対、通行人とか登山客とかいない時間だから。寡黙行開始して。」
そっから誰もがしゃべらず、手一合という単位のご飯を食べ床堅めして黒野は南蛮燻しは余裕なのであわてず寡黙行のままですが、皆さん寡黙行してない(笑)
で深夜、うわあああああという大声で目が覚めました。時計見たら3時10分。
あ~また我を失ってちゃった人だこれ。とおもい傍観するしかないです。
これが毎日続いて多いとき2名即下山。そしてついに・・・・
寝てたらなにかザワザワする感覚。ちなみに男3人。目を開け瞬間。ぎゃーと黒野より年上な修行者が叫んで暴れてる。みんなでどうした!!とか黒野は寡黙行なので何も言いませんが、先達がきて
「だから!何度もいったのに!!」といってテントから出て、火打石でカチカチとして行事明王真言を唱えながら塩を手にもってバンバン背中をたたき名前連呼。
黒野は寡黙行ですが、同じテントの人がボソッと「見なきゃよかった」
全行程終わると最初20名いたのがなんと12名。そして下山した後に大先達が
「山上別世界ですし、貴方達は六道輪廻を経験し下山したので話しますが、山には宗派により異なりますが、ザクロ、スイカという隠語がありそれは、登山で亡くなった方か?それとも山で亡くなったか昔から集団でやってきて必ず挨拶や話しかけてきます。途中下山した方たちは、ザクロの姿を最初、生きてる方にみえたんでしょうが、ザクロというのは顔面ぐちゃぐちゃ身体もぐちゃぐちゃになった亡者です。スイカもそうですから、皆さん峰入りするとき、そして夕方、夜間は話しかけられても答えないようにこれが修験の暗黙の約束です。」
8名も亡者にやられたんだ。そして見なきゃよかった。という方が黒野に
「ザクロみたいにぐちゃぐちゃだったよ・・・。ちなみに自分娑婆ではJR勤務なんだけど事故遺体が歩いているような姿だったよ。黒野さん見えなかった?」
ぜんっぜん平気ぜんっぜん見えてないむしろ見たかった。修験で逆五芒星切りながら真言唱えるのしたかったなぁ~といってたら大先達がそれを聞いて
「いや黒野さんだけ近寄れない何かがあったのだからそれはすごいことですよ。」
でもザワザワした何かがありました。というと。大先達は
「それで充分です。霊や亡者を見れるとか、除霊できるというより。感覚が研ぎ澄まされてれば充分です。」
そして黒野が先達になったときとりあえず同じことを説明するのは面倒なので簡略化しました。
「山上別世界だから。夕方から夜間、ザクロという頭部パックリしかも全身ズタボロな存在が往来するので、最初は生きてる人に見えるらしいですが、応対するとザクロになるので、出たらお好きな真言、火院とか大虚空とか唱えるとかしてください。その前に話しかけられても無視してください。以上」
色々な修験道の方々に聞くと京都方面から南下してザクロという呼び名。東北修験がスイカという呼び名。やはり皆さんお初の方には夕方から夜間話しかけられても答えないと教えてるそうです。
これは個人意見ですが、ほんとーにそういう亡者がいるなら黒野は捕まえて使い魔にしますね。いうこと3000個聴いたら供養してあげるから。と交渉します。
ちなみに黒野の心の拠り所待乳山に勤務していた今は別のお寺の住職さんがやはり(この方100日回峰してらっしゃる)山でおっかないの見たんですよね。と話してました。でこの時黒野は
「もし自分がザクロをみたらキリキリキリキリいいながら言うこと3000個聴いたら供養してあげるという修法で使い魔にします」
黒野さんならできそう~。というご返答でした。でもこの方はやは~り般若578巻転読しますよ。と。まあ普通はそうでしょうね~。(黒野転読資格あり)
ちなみに黒野さん言うこと3000ってそんなに何があるんですか?
「いやぁ~別に3万でもいいのですが数珠で数えんの面倒になるので3000。」
黒野は合理的かつ面倒なことは面倒という人間です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。