滅び行くシャーマニズム

ようそろ~お越しくださいました。

10月11日は287名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました

ありがとーありがとです。

皆さんは宮古島市島尻地区のパーントゥー祭を知っていますか?ご存じの方も多いでしょう。

コロナ禍で2年連続中止となっていますが、この祭りですがそもそも、大神島が行っていたといわれています。どちらが先なのか?は大神島の方は大神が先というのでしょう。これはあながち嘘ではないと思います。

もうすぐ滅んでしまいます。大神島のウヤガン祭事は、その昔電話とかなかった時代にのろしを上げて、島尻、狩俣に大神の祭事が終わったことを伝えています。そして大神島のパーントゥは12年前のヒアリングでは2種類存在していたと。今の島尻地区のパーントゥ、そしてもう1つは葉や草しか身に着けていないパーントゥ。大神島自体は一番人口が多かった時代200名を超えており、この2つのパーントゥ祭りがおこなわれていたと。しかし人口はどんどん減っていく(この理由の1つは水問題とありますが今は水問題はないと思います)

大神島の研究、特に日本に類を見ないシャーマニズムは沖縄国際大学の修士論文で事細かに、2004年説明されています。ウヤガンという祭事は6~10月、毎月5日間カミツカサが御嶽にこもり祈り歌を歌う島民の願いを神に伝えています。ウヤガンの研究の先駆者である琉球大学の鎌田教授は、大神島の永眠なさった、今ご健在なら100歳を超えている女性のインタビューに成功しています。日本独自のシャーマニズムが滅んでしまうのはとても悲しいことですが、沖縄国際大学の方が2004年に修士論文として事細かく説明なさったのでいいと思います。黒野はこの修士論文を読みましたが、内容は著作権侵害になるので書きません。跡継ぎがないならだれか県外のスピリチュアルの方がやればいいじゃない!という話はありますが、ユタでもなれるそうですがそんな簡単になれるわけじゃないのは確かです。

さてパーントゥが大神島から発生し、島尻地区に伝わって今ユネスコに登録。では大神島のパーントゥは島尻地区が行っているパーントゥと同じものか?答えはノーです。興味のある方は自分で調べてみてください。

シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!