混沌魔術入門 基礎訓練がムズイ

ようそろ~お越しくださいました。

3月27日は107名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

混沌魔術師として30年活動していますが、多くの方が混沌魔術入門を読んで基礎修行をするとき、不動が激ムズみたいな感想をお伺いしますが、黒野も最初6か月は全くできませんでしたよ。椅子のせいにしたり、仕事で疲労してるからだとか思ってみたり、逆に魔術の基礎修行のリラクゼーションですら顔面と頭皮がものすごく難しく6か月はやりこんでいます。ほんとーに難しいです。けどそもそも混沌魔術の基礎修行ー不動は、アレスタークロウリーのBook4、翻訳本では神秘主義と魔術のアーサーです。クロウリーは1時間行い続けています。キャロルは時間許す限り行えとあります。実際クロウリーも神秘主義と魔術のその項で述べていますが、不動は完成時ーこんな楽ちんな姿勢はこの宇宙にこの姿勢以外存在しないんじゃないか!!ーという覚醒の境地にいたります。黒野もそうでした。これはそもそも瞑想に集中するための姿勢の極意であって覚醒の境地を得たからと言って何か起きるわけじゃないのですがとても神秘的な体験になります。

後は皆さんが独学だから。という説もあります。自転車の補助輪を始めて外すとき多くの人は誰かの介助があったと思います。運転免許証ならなおさら教習所に通うことになると思います。魔術師は資格の問題ではないのですが、独学では絶対に無理があると思います。現にキャロルはIOTを去ってアルカナム・カレッジを設立し解散するまで初歩的な質問全てに答えていました。またそのキャロルに「日本ではシジルマジックを願望達成法として説明し、多くが基礎のエクササイズをしません。どう思いますか?」

という黒野の質問に対して

「エンチャントメントで現実をワイプすることは確かに良いが、基礎訓練を終えた者と、していない者ではワイプできることが限られるのでいずれにしても基礎訓練はしなければならないと気が付けばよい。」

ようするに、簡単に言えば基礎訓練をした人が印形魔術で10の願望をかなえようとした時6個は叶うはずです。(無理ない範囲での願望)しかし基礎訓練をしていない人は2個叶うくらいだと思います。

じゃあ早速、印形魔術を願望が叶う手段としてしか考えれない魔術師諸君に

「私の意図は鷹のカルマを経験することだ。」

これをやってみてほしいです。まずなんで鷹?それは鷹がものすごい視が覚すぐれていて獲物を逃さない=願望達成のチャンスを逃さない=からです。できます?答えは聞くまでもないんですけどね。

勿論みなさんがどんなエンチャントメントをしようが黒野は何も言いません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。