個人の宇宙

ようそろ~お越しくださいました。

今日は初心者向けじゃない混沌魔術のテーマを書きます。

この世界は混沌としています。ということは何度も言っています。毎日が全く同じということはないです。通行人の服装も、すれ違う人も、会社や学校で起きることも毎日同じではありません。普遍的に変わらない思想というのもまずありません。

今までの魔術の理論の1つ上のごとく下のことし。小宇宙と大宇宙という理論が主流でした。20世紀にユング心理学の解釈がが魔術で大流行し、意識(小宇宙)と無意識(大宇宙)そして霊的存在が無意識の元型であると解釈をはじめ魔術を補強しました。しかしどうでしょうか?私たちが本気でカソリックでない限り、大天使ってものすごい深層の無意識の中に存在し喚起するなり召喚するのはとても難しことだと思います。

私たち自身の宇宙は、よく観察すると価値観、選択制、個人の重要さ、気づきによって人と共有できる部分とできない部分が多く見受けられると思います。例えばサルバドール・ダリの絵を100億で買える人の価値観と黒野の価値観は全く異なるし、その人が作り上げた人間関係、目標etcは黒野と全く異なるでしょう。法律ですら重大な犯罪しか共通項はなく。個々人好き放題にやってる部分がると思います。他人に迷惑をかけない限り。

人間の宇宙の構築はそれぞれ個々人の育った環境、選択した環境により変化していると黒野は考えます。簡単に、今皆さん家具がどっかしら目の付くところにあると思いますが、それってなんで買いましたか?価格ですか?デザインですか?沢山入るからですか?それを第三者に勧めても第三者は購入しないかもしれません。また同じ家具を持っている人でも、例えば最初の引き出しにはシャツを入れているが、ほかの人は靴下を入れいる、ほかの人は下着を入れているetcという違いがあります。これはカバラの生命の樹のコレスポンデンスのたとえになるのですが、最初の引き出しを仮に1とします。すると白いものを入れるか?帽子を入れるか?王冠を入れるか?しかないのですが、白いもので考えれば、タオル、シャツ、シーツ、法衣いろいろあり、人それぞれその1という引き出しに入れるのは異なるのが当たり前です。

人間の宇宙は1人1つであって、他人(親族込み)と重なる部分は共有を許可している部分だけです。

なので混沌魔術師は自分で自分の万物対応理論を完成することが重要な課題になると思います。もちろんそれはだれかと類似するのかもしれませんがそれでも、個人でよく考えてみるべきでしょう。

そしてこれは混沌の騎士団で考えうる対応の話というか言葉なんですがAirを風と混沌の騎士団は考えておらず、大気として考えています。

個人の宇宙の対応を完成させるには日々瞑想したり熟考するという地味な作業しかなく、これができないと儀式魔術は何も働くことがないでしょう。

ちなみに黒野はエノク語を信じていません。なのでバフォメットのミサでエノク語を唱えますが、実はほかの方法で召喚しています。IOTの集会に2回参加しましたが、誰もエノク語を唱えるスタンダートな方法をとらず熱狂的な方法で行われバフォメ~~~~ット!!という声やリズムで行われていました。素晴らしい儀式でした。

シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!