悲鳴Vs黒野

ようそろ~お越しくださいました。

この記事の続きです。

後ろから誰か?というか見えない内科が?走ってくるその音だけ、はっきり聞こえます。土を踏みしめる音で結構スプリント気味な走り方です。

次の夜もその次の夜も、黒野が走っているとタッタッタッ・・・と走る音が聞こえてきて、なんだろう?これ?べとべとさんしつこいなぁ。もうストーカー化してると思いながら黒野はランニングしていました。

2週間くらい続いて、いつものように公園で走っていると立ち入り禁止のテープがない。まあ解決したんだろうくらいの想いで走っていました。この日は後ろから走ってるくる音はない。ランニングしていて、花束が雑木林の中にあるのを見ました。あ・・ここでなんかあったんだ。という位にしか思えませんでした。

ランナーズハイは経験しないしそんな速度で長距離走ってないんで知りませんが、いきなりです。

「なんでいやあああああああああ助けてええええいやあああああ」

そうはっきり叫び声が聞こえました。びっくりして

「大丈夫ですか!!!」と声がしたほうに叫び変えして、これは何か犯罪がおきてるんだろう!!と思い、石を数個広い叫び声がしたほうに走っていきました。でも誰もいないし何もない。

110番したほうがいいのかも?と思い、公衆電話で110しました。

公園で女性がなんでいやあああと叫んでます。と。

110って事件ですか?事故ですか?って聞かれるんですが、事件だと思いますと。いいました。

「貴方は公園の公衆電話からかけてるんですね。そこは明るい安全な場所ですか?今駆けつけますので安全を確保しながら待ってください。」

と。

5分もしないうちにパトカーが1台。黒野はパトカーの前にいって、

「通報しました。こっちから聞こえました!」と。

お巡りさんが行き

パトカーがさらに2台増え、

貴方はここに!と言われたので、パトカーのすぐ近く別のお巡りさんと待機です。

警察車両も来ました。でこの警察車両が来て、黒野が通報者であっちから聞こえたと等のことを伝えました。10分位お巡りさんが声の主を探してましたが、刑事さんが

「すみません。ちょっと、こっちに来てください。」

とお巡りさんと黒野が離され、刑事さんとお巡りさんが何か話しています。

お巡りさんが無線で何かいってしばらくしたら、9人お巡りさんが戻ってきました。

で皆さんそれぞれパトカーに乗る、自転車でもお巡りさんが来てましたので帰り始めました。

刑事さんと残ったお巡りさんが

「通報に感謝します。」

と。

事件は防げたのかな?と思ったら刑事さんが、貴方誰どこ住まい何してるの等を聞き始め黒野は答えました。すると。

「同じ通報をね、今日だけで3回夜きたんで。お兄さんを疑ってるわけじゃないく、どれだけ探しても女性いないんで。」

え・・・・

続きはまた明日。