ようそろ~お越しくださいました。
性魔術の原稿を書こうと思いますが、イントロダクション的なものはもう何回も書いています。
21世紀の性魔術と矛盾する内容。
ちなみにLGBTについて21世紀の性魔術の実践がメインコンテンツで書いているわけではなく、本当に言いたかったのは、バイアグラ、レビトラ、シアリスこの3種の薬の登場により、男性は女性と同じ体験ができるだろうということです。またこれは次回作に書きますが、
マカとかダミアナというものになんら医学的な根拠はありません。なので象徴主義で物を論じても供物なの?程度であってそれを超えることはないということです。この辺の話もメインテーマとして書いていきたいと思います。
これはブログでも本でも書いていますが、性を使用した神秘主義というのは東洋のほうが先です。神聖娼婦これはもはやいたのか?ですがそれを考慮しても東洋の性の神秘主義思想は古くから存在しています。
皆さんが性魔術と聞くとクロウリーを思い出すかもしれませんが、クロウリーの言いたいことは
「セリオンは1名。ベイバロンは何人いてもいい。」
クロウリーの趣味がはいっているとしか思えないアイデアです。
1970年代キャロルがスペアの性的4頭だての馬車理論を、なんとなくそれ風に紹介していますが、それはスペアの性魔術と全く無関係ですし、むしろスペアの性魔術というのはクロウリーと全く異なるものでした。
スペアは40歳までやること。それしか頭になかった。と自ら語っています。20歳でエリーと結婚して快楽の書の女性のモデルがエリーだったわけですが、快楽の書は 男性は快楽こそ死というテーマで一部書かれており、後期のスペアは完全に禁欲主義になっています。ちょうどグラントと交友を始める以前から禁欲主義です。しかし実際スペアの禁欲というのは、我々が想像するものとは異なるようです。どんな風にか?
皆さんの中にフレンチキッスは、軽いキスとかほっぺたにキスとか考えている方が多いかもしれないし、逆に今黒野の文章を見て笑いをこらえている読者もいるかもしれませんが、フレンチキス
このくらいスペアの禁欲とは異なるものだと思います。
そういえばアメリカでスペアの個展が行われます。世界初とのことです。まあ日本で行うより全然集客されると思います。
これもブログに書いたと思いますが、性に関していまや様々な情報がネットにあり、気軽に話し合えるようになっています。黒野が中学生時代今のような時代ではないわけで、それこそ抑圧されていた性的衝動は21世紀、解放されています。しかしまたそれが行き過ぎて諸問題を起こしていることも確かです。
この諸問題を魔術で語ることはしませんし、黒野が書く性魔術の本は道徳の本ではないということです。勿論不道徳でもありません。
クリスチャンの中にはマスターベーションすると地獄に落ちるということがいまだに信じられているのですが、それはそう信じていれば、そして地獄も信じていればそうなるだけでしょう。
まあ原稿を書く呼び水に今回は書いてみました。
明日からはまた怖い話にします。
シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!