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この記事の続きです
その昔口減らしの為に生まれた子供を臼等で圧死させて座敷に埋めたという座敷童の話、当時インターネットなんかなかったんで検索することもできず信ぴょう性に関しては解りませんが、その県のその地域では行われていたんだろうな~という程度の認識で話を聞いて、ご飯をごちそうになり、寝ようと。
あんまり中途覚醒はしない(人間の睡眠圧は暖かいとか暑いだと中途覚醒し、逆にちょうどいい寒いとよく寝れる)のですがものすごい音で目が覚めました。そしてまたその音は聞こえたのですが、何かを思いっきりぶつける音でした。皆さんも起きてらっしゃってその後、廊下をドタバタ走る音が確かに聞こえました。
出たな。と思い黒野はオイスターナイフをカスタムして作ったダガーぽいものを手にして逆五芒星を書きました。なんで逆五芒星か?それは簡単です。精神(Spirite)の勝利を象徴するのが五芒星なのですが、逆五芒星は物質の勝利を意味します。ようするにお化けとかそういうのは物質に弱いはずです。逆五芒星が空中に書かれたら音がピタリとやみ静けさが。良かったこれ程度で効果があってほっとした瞬間、地震?とおもうような揺れが1回。そして終わりました。
皆さんに毎回こんなものなのですがとお伺いしたら、毎回こんなものですと。
その日は寝不足でしたが起きて、皆さんがご飯を食べる中(黒野はもう何十年も1日1食です。)突然また大きな音が聞こえました。そして、また揺れる。これといった実害ってないんじゃないかな?と思ったのですがこの夜、大きな音、何かが走る音を聞いて黒野は廊下に出たのですが誰も出てきませんでした。
「黒野さん助けてください!」
とお子さんが叫んでいる。これは119番したほうがいいと思いながら走っていくと(大きなお屋敷なんで・・)お子さんのご両親が真っ赤な顔をして苦しんでいる。しかもだんだん色が青ざめてきてる。呼吸してない。呻いている声が聞こえる。
お子さんに心臓マッサージの方法をものすごい速さで説明しながら、黒野は霊感ゼロなんで、とりあえず自分のサーバントを呼び出して対処するしかない。
「OD FIFS ANANAEL アストラルに待機するサーバント我が命令に従え。1滴の血により」
黒野は針で親指を差しほんの少し血が。それを床に。呼び出したサーバントは攻撃と防御のサーバント。まあ使い魔でも式神でも同じことなんですが。
命令は直ちになされたようでご両親が、ハアハア言いながら
「今赤ちゃんが首を踏みつけてたんです。」
どんな?
「赤ちゃんです。普通の。」
赤ちゃんの体重はまあ2kg。それが首を踏みつけてたら苦しいだろうなぁと思いました。で
「お父さんお母さんが大変かも!」また廊下を走ると
やはり同じように苦しんでいる。
黒野はサーバントに命令し首を踏みつける子供をはねのけることに成功。
おじさんおばあさんは泣きながら
「座敷童だ・・座敷童だ・・・。」
と。
本当に座敷童とは、昔本当に口減らしの為に子供を殺したものなのか?
「明日。図書館に連れて行ってください。あと郷土資料館があるならそこに。市役所の観光科等にも連れて行ってください。」
郷土資料館はない。と。しかし、郷土研究を趣味にしている方々が数名いるということで。朝一で電話してもらいお話を聞けるかどうか?聴いてもらうことにしました。
続きはまた明日
シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!