黒野忍オフィシャルサイト

祟りVs黒野

ようそろ~お越しくださいました。

混沌魔術師(黒魔術師じゃないと散々いってるんですが)として少し自信を持ち始めたころです。BPW終盤時期に、手紙が来ました。BPW運営してるとき怪文章沢山手紙で届いてましたが(笑)

今もその方はいらっしゃるので、どこ県とも書きません。ただ東北地方のどこかです。内容は簡単に書いちゃうとNEMESIS面白いです見たなこととさらに、電車代宿泊費払うので助けてほしいと。署名は6名分、その方、配偶者、お子さん。祖父、祖母。さらに手紙も5通でした。内容はまとめてしまえば、家に何か悪霊がいる。で、その方のお母さん、お父さんの時代から何かがいて、ひいおじちゃん、ひいおばあちゃんその前からも何か悪い霊がおり、お寺で護摩壇してもらったり、お祓いしてもらったり全く効果がないことはや180年とのことです。

電話番号が書いてあったので電話しました。最初、おばあさんが出て手紙を頂いた黒野ですというと、息子にかわりますね。と。変わって戴いて話をしてると、電話がプツプツくれるというかなんというかノイズが。声はきちんと聴き取れますしかし何かプツプツ切れたり、受話器のそばで電話主が思いっきり手でもかきむしってるのか?という位ばりぼりばりぼり。と音がしていました。お邪魔する日を決めました。

で寒い地方に行きました、到着時刻伝えてあったので車で迎えに来てくださってました。

車中さしあたりのない話をしてました。

つきました~と。

でかい!広い!蔵が3つもある!そういう一軒家でした。ご主人は今って全国都市ガスとかですよね?この当時プロパンガスの家庭があり、ちょうど都市ガスに変えるための工事事業をなさっていて、すごい月給・・・とおもうくらい稼いでらっしゃるのと+畑を人に貸しているとのことで。

早速色々お話を聞いてみたら

1 あるきまった季節(ちょうど黒野が呼ばれた季節)に床や下をたたく音が聞こえたり、何かを踏み潰すような音がした。

2 ドタバタと走る目に見えない何かがいて寝れない。

まあ当時は黒野もタロットカードで遊んでたんで(スプレッドはオープニングザキー クロウリーアイデアをGDタロットで)この相談者を悩ます問題は何か?

よくよくシャッフルしカットし、とりあえずご主人(おとめ座なので大地のKing)とし展開した瞬間

え??と。

最初は扇状に展開するんですが、よくよくシャッフル、よくよくカットしたにも関わらず、パンタクルスが全部その場に出ておりあと、死神と塔でした。で最後に呼んだ札がパンタクルスの5です。ようは簡単に言えば資産があることが問題なの?という感じです。アップライトとかリバース関係ないんで。

次の展開も最初と同じです。よくよくシャッフルしてカットして展開したら

えええええええ????

相異相克で剣ーパンタクルスー剣ーパンタクルス・・・・この順番で並んでいました。そして最後に呼んだ札は剣の5でした。

ここで黒野はおかしいというか、散々やってきたのになんだこれ・・・と。で聞かれるわけです。どうですか?みたいなことを。なので

「結果が出るまであと2過程やるんで」

最後に生命の樹に展開するんですが10枚今でも覚えてます。

1-剣の9

2ー剣の10

3ー剣の3

4ー杯の5

5-剣の5

6-杖の8

7ー塔

8-剣の8

9-悪魔

10ー愚か者(黒野はFoolを愚者と訳さず)

何があったのか逆に聞きたい・・と思いましたが、

「結果は最悪です。何もかも破滅、破壊、重圧、欲望で最後に愚か者なので自分でも何なのか?理解に苦しみます。」

するとおばあさんとおじさんがハラハラと泣き始めて。ありゃ・・これは言ってはならないことをと思いました。

愚か者のカードを指さして。

「やっぱり・・・・」

黒野には意味が解りませんでしたが・・・恐ろしい話が。

この家系、江戸時代から続いてらっしゃる。そしてなんと・・・座敷童を「作った」ことで栄えたと。語り継がれていると。

「座敷童って作れるんですか?僕はあれは西洋のお手伝いする妖精みたいなものかと思ってました。」

というと・・ご主人にちょっと来てください。と・・。大きな蔵に案内されると・・・なんと・・・

座敷牢?みたいな牢屋が。

江戸時代この辺で口減らしの為に泣く泣く産まれてきた子供を殺して蔵に埋めたり、また精神疾患の子供が生まれたら座敷牢で暮さして6歳になると捨ててたとか。そして

「黒野さん、これはうちだけじゃないけど、座敷童って生まれた子供とか子供を臼で圧死させたり、餅つきの臼で圧死させて後はばれないように座敷をみんなで彫って臼事埋めたんです。座敷童って幸運を呼ぶとか言われてますが、まあこういうこともあるんですよ。現実は。」

ということは、ご先祖様の誰かが座敷童を作った?

「まあそういうことです。改築の時、リビングを掘ったんですけど、まあ子供の骨なんか200年たってればないですよ。」

ん?じゃあ臼は?

「ありませんでしたね。」

じゃあ座敷童を作ったという話は伝説みたいなのでは?

続きはまた明日

シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!