お子さんに魔術を教える 1

ようそろ~お越しくださいました。

これ以前書いた内容と被る注意点があるんですが、ご了承くださいね~

まず小さいお子さんなら誰もが魔法使いになりたい!と思うのかもしれません。今回の著作ではそこを掘り下げて書きますが、まずなんで魔法使いになりたいのか?をちゃんと聞いておかなければなりません。ハリーポッターみたいなりたい。というお子さんが100人いたら魔術師に本当になれるのは1名いるかいないか?だと思います。何故なら成長と共にお子さんの興味はどんどん変わっていくからです。最初は真意に取り組むのかもしれません。しかし小学生になれば友達もでき、友達と遊ぶところでどんどん興味対象は変化していきます。高学年にもなればiPhoneほしい!とか言うのかもしれませんし、全くもはや魔術の魔の字もなくなりアイドルに興味を持つのかもしれません。

これを親のエゴで強制させ魔術寄せにするのは良くないことです。ちなみに昔ある伝統魔術師の方と電話で話しました。1000人いて達人になれるのは1~3名。これが90年代の考えです。黒野はそうはおもいませんが。しかし子供の成長で興味対象が変わるのはありえることですし、小さい頃はピアノを自発的に習いたいといっても、それが12歳まで続く子はそうそういない思います。逆に12歳までは続いたけど中学生になったら部活バスケに入りピアノを辞めた。そういうお子さん沢山いると思います。

また確かにダークミラーを覗くことで霊視をえれるかもしれまん。しかしこの霊視はコントロール可能な霊視能力であって、道端歩いていて幽霊が見えるということはないです。仮にあったとしたらそれは元々の素質だと思います。

お子さん方々にとって、参入儀式はいくらでも人生の中ありえます。初めての友人、初めての陸上競技1位、初めての100点、初めての恋心色々です。ここに魔術の参入儀式があるとすれば本人が自覚し自ら魔術師になると決めその魔術師として生きる!と決めた時でしょう。ただこれで不登校になったりいじめられる側、いじめる側になることはないと思います。それも別の問題です。

まずお子さんに教えるべきことは(ことあることに僕はこれを大人にも教えています。)

「貴方が許さない限り貴方の心は誰も傷つけることはできない。」

これを保護者の方が解りやすくかみ砕いて教えてあげましょう。これは実際学校に行く中でも重要な要素になるとおもいますし、お子さんの人生設計にも重要なことです。いじめにあっても、お子さんがそれを痛みとして感じてしまうのは当たり前なことですが、心まで傷つくことはそのお子さんが自分でそう認めない限り傷つくことはないです。

次に教えるべきは

「あなたに悩みがあるとしたら、それは貴方だけのことじゃない。多くの人が同じ悩みで悩んでる。」

これ大人の魔術師には

「個人的問題こそ普遍的問題である。」

と教えています。

なんでこう教えるか?それは個人という視野ではなくもっと大きな視野で物事を把握できるようになる為です。

現に大人世界、お金がない、明日仕事が辛い、彼氏と喧嘩した、妻と離婚したいetcこれってその問題を抱えている方だけの話ではなく他の皆さん抱えている問題です。

クロウリーはある意味セレマ宗を子供に教えることをよしと考えています。法の書はおいておいて彼の哲学は確かにお子さんに良い影響を与えるのかもしれません。しかし間違えて教えればそれは虐待でしょう。法の書を子供向けに教えることは虐待だと以前書きました。デイブ・リーも同じことをのべています。

そして皆さん、フォローしおてくださることは著述活動の励みになります。いつもありがとうございます。

続きはまた明日

シマギイー ユミフィーサマイ スディガフー!!