ようそろ~お越しくださいました。
9月8日は88名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。
ありがとーありがとーです。
さて昭和34年の映画四谷怪談で使われた小道具櫛と台本。黒野自身この映画を見たことはないですが、元持ち主さんが配給会社に勤めていた方から買ったそうです。なんでも配給会社は1回倒産したそうで。この倒産の時に色々、社員が勝手に小道具や台本を売ったとのこと。
ちなみに四谷怪談というのは完全に創作話でラブクラフト神話体系より創作は古くある一定の年齢層ならだれでも知ってると思うのでお岩召喚、喚起が出来るかもしれないくらいに黒野は考えていました。葛飾北斎も絵画をかいているくらい当時は流行ったんでしょう。ちなみに黒野江戸時代の歌舞伎の台本を持ってますが何書いてあるか全然わかりません。まあ昭和34年の台本も今の言葉使いと異なる部分が多く1回読んだだけでは理解することは出来ませんでした。
持ち主さんが手放した理由はお岩さんを見たから。これですが、そもそも毒を飲まされて顔半分が腫れ上がるという話は東海道四谷怪談の話で、この東海道四谷怪談の原点となる話が四谷雑談集があり、於岩稲荷由来書上という話もあります。毒を盛られるというのは雑談集にも由来書上にもない話であって、お岩という女性がいたのは確かだと思います。
どんなお岩さんを見たかはやっぱりといっていいほどの鉄板でした。左目の部分が腫れ上がり髪の毛がない。寝ていると上に載られ恨むというそうです。
櫛はいかにも時代劇で使われるような櫛でした。青山さんですら慄くお岩さんは黄金の夜明け団より歴史は古くもしかしたらクリフォトの女神になり得る存在じゃないの?と思いますが、怪談にまつわる話とくに偶発的な事故を全部お岩さんのせいだといってお岩さんにお参りするという風習があるのは1つ考えられることとして偶発的事故が起きないようにお参りすることで関係者の意識を高めることが目的だと思いますし、仮に偶発的な事故が続いたらお参りしてないからだといってお参りすることで、偶発的事故がもう起きないという願掛けだと思います。
ただ小道具である鬘や櫛が不思議なことを起こす理由に関して1つ仮説を立てました。それは鬘や櫛に持ち主の潜在意識が投影されその鬘や櫛を持つことがかの有名な怪談のお岩さんを持ち主が勝手に生み出しているということです。実際お岩さんが実に素晴らしい女性であったという話もありますが、それより怪談の方がインパクトあるわけですから、良い話より悪い話を信じるのが面白いからんでしょう。なのでお岩さん実はすごい働き者なのですが、それより祟りのほう怪談を人は信じてしまうのでしょう。
さて昭和34年の東海道四谷怪談で使用された櫛と台本をお借りして2日間過ごすことにしてみました。といっても櫛でしかも高価ですしコレクターの方なら欲しがる一品です。黒野は櫛を前にしてある行動を行い、黒野なりに櫛の秘密を知ろうとします。
続きはまた明日。
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