蠢く杖

ようそろ~お越しくださいました。

8月8日は100名の方々が黒野のブログを過疎らないように巡回してくださいました。

ありがとーありがとーです。

玄関に置きっぱなしにした145kgの枝。測定したその夜また金縛りです。

そして首にネクタイをきつく締められ息苦しさを感じました。この時金縛りを楽しもうというより何か目を開けたらいけないと思い閉じてました。金縛りの中高い耳鳴りはせず、何か叩く音が聞こえました。壁とかドアをたたく音ではなく。金縛りにどれくらいの時間経過したかわかりませんがバタバタという音が終わり金縛りが解けベットから起き上がり愕然としました。

ベットサイドに枝がある!

ここで黒野はすぐ行動に移りました。枝に動くなら動いてみろ!と思いベットの足を枝において放置です。

そしてそれ以降寝ると必ずや息苦しさや金縛りが多発しおかしいと思い始めますが気にしたら最後この手の事は深みにはまります。なので黒野は7日間連続金縛りと息苦しさを感じました。

8日目の朝、黒野はベッドをどかして枝を持ってみようとしたら軽々持ち上がりました。やることはただ1つです。

夕方黒野は神奈川県の海にこの枝をもって移動し、バケツを2つ購入し海水を汲んで枝に新聞紙を巻き付け火をつけました。燃えてしまえと思いながらじゃんじゃん燃えるものを投下し枝が燃え始めました。その時はっきり呻き声やバタバタする音が潮風とともに聞こえましたが気のせいだと思いながら燃え尽きるまで色々投下し枝が炭化したところで海水を巻いて消火しました。

炭化し海水でぬれた枝は軽くなり、ごみ袋にいれてまたしてあるタクシーに乗り自宅に向かい、燃えるゴミとして捨てました。

よく燃えている炎を見て人の顔だとか諸仏菩薩がという方がいますが炎がそういう風に見えたとしても黒野は全く気にしません。たかが炎です消えれば人の顔だろうが有り難い諸仏菩薩だろうが消える諸行無常です。

その晩また金縛りにあい目を開けると人影らしくものが3つ黒野の胸とか脚とかに立っている!立ってろそのまま!と思い黒野は金縛りの中、依然としてました。そしてふと金縛りのなか、笑いました。金縛り中なのでうまく笑うことはできませんが心の中では爆笑し声が漏れその瞬間、人影も金縛りも消え、解け。その瞬間大笑いしました。笑う真似ではなく心底可笑しいと思い笑いました。

これ以降金縛りや人影はなく、ある日霊能力をもつ占い師さんに話すと

「命知らずな!」

といわれましたがもし、仮に霊が黒野を祟りでどうこうするなら145kgの枝を黒野の首に置くとかすればいいはずですがしょせんできたことはテーブルを壊す、玄関に移動する、ベットサイドに移動する金縛り、バタバタ音をだす。3つの人影が黒野の身体に立つくらいです。

こうして枝の不思議な体験は終わりました。

結びつけようと思えば3人は縊死した方だとか言えますがそんなのは誰でも出来る推理だと思うので黒野のは全く結び付けないで考えましたし今もそう考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。